~patcha-ne~

愛犬パッチ、ボタン(ボタンのアクセサリー制作)、写真(カメラマン)、パン、料理などを気ままにアップしています●遊びにきてくれてありがとうございます*\(^o^)/* ●すぐには伺えないかもしれないけれど★ウェルカムです

初めてのBAR、まずは1人で・・・

数か月前から知人に勧められていたBARに行ってみました。
冗談でなく本当に・・・
貧乏なわたしに高級な服は買えませんし、買う予定もありません。
今日はリサイクルショップで発見したオーダービンテージのブラウス(数百円相当)とGパンでおでかけしました。
古いもの好きのオーナーに気に入っていただければいいのですが・・・

初めてのBAR

ちょうどカップルが出てきて入れ違いになりました。
入ってみると薄暗くて誰もお客様はいませんでした。
貸し切り状態っていうことですよ・・・ラッキーです。
入ってすぐ知人のアドバイス通り、
わたしはカウンターの端に座って店内を見わたすことに・・・
こだわった内装、そしてクラッシック音楽(バッハのようです)が流れています。
時が止まったホテルのBAR、それ以上かもしれません。
なぜなら・・・
カウンターにはバカラの「フィンガーボール」がキャンドルとなって室内を照らしていたからです。
キャンドルの炎の揺れは人の心を癒すもの。
なんて贅沢な使い方なのでしょう・・



オーナーのおもてなし
一見、クセもなくて人当たりの良さそうなオーナー。
それでもこのお店からは、かなりのこだわりが感じられます。
1人で黙っているわけにもいかないし、あれこれとオーナーに質問攻めしてきました。
まずは「お酒」と「グラス」にお金をつぎ込んだ人生、と恥ずかしそうに笑っています。


オールドバカラでカクテルを
(お金もないので)1杯だけいただけますか?というお願いに笑顔で応えてくださいました。
少し強めのお酒をお願いして、あとはオーナーのおまかせです。
しばらくすると、高さのあるグラスに入ったカクテルが出てきました。
初めての本格的なカクテル「ダイヤモンドフィズ」。
オーナー自らが削った大きな氷が・・・主役はこちらと言わんばかりに浮かんでいます。
氷が解けるのも楽しみながら、ゆっくりと飲んでもらいたい、と話すオーナー。
なのでお言葉に甘えて、この氷が溶けたら帰ろう!と勝手に決めました。

  こちらのグラスはオールドバカラ「バリ」と言う名のグラスです。
1970〜80年の頃に作られたものだと推測されます。
  今このグラスを購入するなら、およそ2万五千円・・・ため息です、、


カクテルの由来
「カサブランカ(1942年)」という映画ではシャンパンが何度も出てくるのだそうです。(ちなみに、ブーブクリコも)
「フレンチ75」をカウンターいっぱいに並べて、とリクエストするシーンがあるそうです。
ちなみにこの「フレンチ75」とは「ダイヤモンドフィズ」のことを言うのだそう。
第一次世界大戦中にフランスが開発した口径75mmの大砲のことを言い、
アンディーバー(アンディーのバー)が発祥なのだとか・・・
そのバーはもうクローズしていると思う、と残念そうにお話してくださいました。
ジン、レモンジュース、シャンパンがベース。
ジンとレモン果汁をシェイクしてシャンパンを注ぐとできあがりのよう。
「昼下がりの情事」では「肉には赤ワインを魚には白ワインを、恋にはシャンパンを」
と言う台詞が出てくるほどシャンパンが多く登場するみたいです。
「プリティーウーマン」ではリチャードギアがイチゴとシャンパンを勧めているシーンがありましたね。
学生の頃、お小遣いをすべて使い果たしてまでも映画館に通っていた頃を思い出します、、、


オーナーのグラス自慢
アンシンメトリー
横から撮影

真上からもどうぞ


世界一幸せなニワトリがここにいました!
これはオーストリアのグラス、10万円程のお値段。
グラスに注ぐと・・・ニワトリにスポットライトがあたるのです。
1930年頃に製作され、第二次世界大戦も無事にくぐり抜け・・・
今日までこのような素晴らしい姿を維持しています。
タダ者ではありません。
それだけではありませんよ、
赤と黄色のマーブル模様がガラスに混ざっているのですが、
最後まで重なることなく寄り添っているのです。
ハイレベルな技術力に脱帽。
これを10年かけて発見したオーナーもスゴイですけれど・・・

最後にこちらは「エミール ガレ」38万円相当のグラス
本来ならば美術館に保存されるべきものなのかもしれません。
ここでは惜しげもなく使っているのですから驚きです。
今まで触れたガラスの中で最も繊細なガラスです。
ガラスの1辺を触ると滑らか、やわらかでトロみのある優しい手触り。
万物をも吸い込んでしまいそうな・・・
解けたガラスの粒子が手に吸いつくような感覚。
一筋の筆跡をたどるだけでも緊張感があり、
仕上げのエナメル細工の美しさにドキドキものでした。



さて、1時間半が過ぎ・・・氷も解けてきました。
今夜のカクテルの度数を聞いてみると、電卓で計算してくれました。
だいたい23度くらいだそうです。
ちゃんと計算してくださる心優しいオーナー。
私が着ていたブラウスも褒めていただけて良かった・・・
カップルがご来店されましたので邪魔者はさっさと消えましょうか・・・
それではまたね。

あ、オーナーが最近好きだというバッハ
G線上のアリアをサンプリングした曲を思い出したのでご紹介しますね。
sweetbox(ドイツ出身の音楽グループ)
「Everything's Gonna Be Alright」(1997年)
「きっとすべて上手くいく」という前向きな歌詞ですね。

↓日本語訳付きはこちらがいいと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=sjgx21HC3CE